Suicaの現金化を考えている方に向けて、4つの具体的な現金化の方法をまとめました。
残高が中途半端に残っていたり、クレジットカードでチャージした金額を現金化できたらと考える方もいるのではないでしょうか。
この記事では、Suicaをスマホで現金化する手順や、バンドルカードを使った裏技的な現金化方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
1.Suicaの現金化はできる?
Suicaは、審査も不要で現金に戻すことが可能です。
Suicaのタイプを大きく分けると、カードタイプとモバイルタイプがあり、それぞれ現金化の方法が異なります。
一般的な方法である「払い戻し」で現金化する方法を以下で解説します。
1-1.カード型Suicaの場合
カード型Suicaは、駅の窓口などで払い戻し手続きを行うことで、現金を受け取ることができます。
その際に、 手数料として220円がかかることを覚えておきましょう。
ただし、チャージ残高が220円以下の場合は、デポジット(預り金)の550円のみ返金されます。
また払い戻しを行うと、カードは手元から回収されるので、今後の使い道を考慮したうえで行いましょう。
1-2.モバイルSuicaの場合
スマートフォンで利用するモバイルSuicaも、払い戻しによって現金化が可能です。
手続きはアプリから行えるので、窓口に行かなく手も手続きができます。
カードタイプ同様、手数料(220円)が引かれた金額が指定の銀行に返金されます。
詳しい手順や返金日の目安は、以下の 「2-3.Suicaを払戻す」を参考にしてください。
2.Suicaを現金化する4つの具体的な方法
Suicaを現金化するには、払い戻す方法も含め、次に挙げる4つの方法があります。
それぞれにメリットと注意点があり、目的や状況に応じて選ぶことが大切です。
ここからは、それぞれの方法を順に解説していきます。
2-1.コンビニで現金化する
「Suicaで一度商品を購入して返品する」という方法であれば、コンビニで即日現金化することができます。
チャージしたSuicaで買った商品を返品した時に、その代金が現金で返ってくるという原理を利用したものです。
しかし、以下のようなモラルの問題やデメリットも考慮しましょう。
- 現金化目的で返品を繰り返すのは、モラル的にNG
- コンビニでは高額な買い物はしないことが多く、現金化しても手元に少額しか返ってこない
時間もかからず簡単にできる現金化方法ですが、繰り返し行うとお店側に迷惑がかかることもあるので注意しましょう。
2-2.Suicaで購入した商品を売る
Suicaで購入した商品を、リサイクルショップやオークションサイトなどで転売することで現金化する方法もあります。
【商品を購入して転売】というのは、電子マネーやICカードを現金化する時の代表的な方法であり、誰でも実践しやすいのが魅力です。
自分で商品を選ぶ場合、市場価値の高いものを見極めることができれば大きな利益を上げることも可能になるでしょう。
2-3.Suicaの残高を払い戻す
Suicaを解約することで、残高を現金化することができます。
カードタイプとモバイルタイプそれぞれの解約方法を以下の表にまとめました。
カードの種類 | 解約方法 |
---|---|
カードタイプ | 1.みどりの窓口で払い戻しをしたい旨を伝える 2.専用用紙に必要事項を記入する 3.返金は現金で行われる |
モバイルSuica | 1.モバイルSuicaアプリから必要事項を入力 2.申し込みを行う 3.返金は現金ではなく、指定金融機関へ振り込み |
モバイルSuicaは、みどりの窓口では対応できないので気をつけましょう。
払い戻す場合は、下記の手順で解約を進めます。
- モバイルSuicaアプリで「会員メニュー」をタップ
- 「Suica管理」をタップ
- 下部にある「このSuicaを払い戻す」をタップ
- 返金先の金融機関を入力
- 入力内容を確認して「払いもどしてカードを削除する」をタップ
返金振込の目安として当日すぐに受け取れないデメリットがあるので気をつけましょう。
- 1~15日にお手続き完了の場合→当月末日に振込
- 16~末日にお手続き完了の場合→翌月15日に振込
2-4.Amazonギフト券を購入して売却する
SuicaでAmazonギフト券を購入して買取サイトなどで売却するのも現金化方法の一つで、初心者が現金化を行う上で最も実践しやすい方法です。
Amazonギフト券は市場価値が高く、高換金率で買い取ってもらえる可能性があります。
買取サイトなら24時間365日受付できるので、仕事や家事・育児で忙しい方にもぴったり。
サポートも充実しているので、初心者でも安心して利用できる方法です。
3.【裏技】Suicaの現金化でバンドルカードを使う方法
「Suicaを即日換金したい」という方へ向けて、バンドルカードを使ったSuicaの現金化方法を紹介します。
以下の手順でスマホから簡単に発行することができ、早ければ申し込んだその日から利用できます。
- バンドルカードアプリをダウンロード
- アプリを開いて「新規登録」をタップ
- 電話番号を入力してSMS認証を行う
- ユーザーIDとパスワードを登録し「次へ」をタップ
- 生年月日や性別などの必要事項を入力し「次へ」をタップ
- 各種規約に同意し「登録する」をタップすれば申し込み完了
Suicaは現金がなければチャージできませんが、クレジットカード代わりにバンドルカードでチャージすれば、支払いを後払いにすることが可能です。
バンドルカードを使ってチャージしたSuicaを現金化すれば、手元にお金がない時でも即日現金を手に入れることができるのです。
4.Suicaの現金化はいくらまでできる?
Suicaは総額20,000円までチャージすることができるので、1度に現金化できる上限額もこの金額です。
20,000円だと低いと思う方もいるかもしれませんが、不正利用やセキュリティの観点からこの金額が上限となっています。
20,000円より大きい金額を現金化したい場合、複数回に分けると可能です。
5.Suicaの現金化は違法?安全性やデメリット
Suicaを含む電子マネーの現金化は、違法ではありません。
しかし、不必要な現金化や現金化を目的としたsuicaへの申し込みが判明した場合、規約違反となり、Suicaの利用停止や強制解約の対象になる可能性があります。
止むを得ず現金化する場合も、当初の利用目的を忘れず、モラルを持って行うようにしましょう。
6.Suicaの現金化によくあるQ&A
Suicaの現金化についてよくあるQ&Aをまとめてみました。
Suicaを持っている方だと、気になる内容です。
以下の解説も参考にしてみてください。
Q1:モバイルSuicaはギャンブルで使える?
A:モバイルSuicaは、原則としてギャンブルでは利用できません。
ギャンブル好きの方はバンドルカード等で支払いを後払いにして「現金の元手を増やしたい」と思うこともあるでしょう。
公共交通機関への乗車を目的としたカードであることを忘れてはいけません。
Q2:Suicaの中身を使い切って現金化できる?
A:Suicaが不要になって中身を全て使い切ってしまいたい場合、解約して払戻金を現金で受け取るのが最も有効的な方法です。
Suica残高で商品を購入して現金化するのも良いですが、端数全てを綺麗に使い切るのが難しい場合もあります。
しかし、金額によってはあまりおすすめの方法とはいえません。
Q3:Suicaの残高はセブンイレブンで現金引き出しできる?
A:Suicaの残高を、セブンイレブンで現金へと引き出すことはできません。
Suicaへの入金は原則として取り消しが不可能で、現金に戻したい場合は商品を購入して転売するか、解約するかしか方法はありません。
Q4:他のicカードも現金に戻すことができる?
A:PASMOやICOCAなど、全国各地には様々な交通系icカードが存在し、Suicaと同様の方法で現金化することができます。
- 解約して残高を現金で受け取る
- icカードで商品を購入して転売する
この2つが代表的な現金化方法ですが、それぞれのカードで買える商品や解約時の手数料などは多少異なりますので、換金を考えている方は事前に確認しておきましょう。
ICカードは支払いを効率的に行うための便利なツールです。
まとめ:Suicaを現金化する方法は複数ある
Suicaの現金化には、コンビニでの返品や商品の転売、残高の払い戻し、Amazonギフト券の購入・売却といった複数の方法があります。
なかでも、バンドルカードを利用すれば、手元に現金がなくても即日で資金を確保することも可能です。
モラルを守って安全なSuicaの現金化を活用ください。