ペイディのクレジットカードを持つことで分割手数料無料で後払いができるので、メリットも大きく初めてのクレジットカードにもおすすめです。
ですが、一方でペイディクレジットカードの審査内容や支払いができなくて困っている人も多いようです。
今回はペイディクレジットカードの特徴や審査について詳しく紹介していきます。
▼この記事に書いてあること
Paidyのクレジットカードを使ったコンビニで買い物ができる支払い方法や、できない時の対処法についても解説するので、ぜひ参考に。
ペイディのクレジットカード!2種類のVISAカードの違い
ペイディはアプリで簡単に後払いができるのが特徴ですが、クレジットカードの発行も可能です。
他社が発行するクレジットカードとの違いについてまとめてみます。
違い | ペイディカード (バーチャルカード) |
他社クレジットカード |
---|---|---|
決済方法 | 口座振替・銀行振込 コンビニ払い |
口座振替 |
分割払い | 3回・6回・12回 | 3~36回で選択可能※ |
分割手数料 | 口座振替・銀行振込は 無料 |
3回払い以上で発生 |
発行までの期間 | 最短5分 | 1週間~10日程度 |
リボ払い | × | △※ |
キャッシング枠 | × | △※ |
ポイント還元 | × | あり※ |
年会費 | 無料 | 一部あり |
※クレジットカード会社によって異なります
既にクレジットカードがあり、ペイディのクレジットカード発行する必要のない人もいるかも知れません。
通常、大きな買い物をする時にクレジットカードで払う場合、金利や手数料を払いたくないため一括払いのみを使用する人もいるのではないでしょうか。
ペイディは本人確認を行って無料でアップグレードできる「ペイディプラス」にすることで、銀行振込と口座振替なら分割手数料が無料で3回払いの支払いができます。
手数料などを気にして一括払いのみを使用していたり、支払いができそうな余裕のある時だけにクレジットカードで大きな買い物を、我慢せずに欲しいと思ったときに分割手数料無料で支払いができるのがペイディのクレジットカードの特徴です。
バーチャルカード
ペイディのバーチャルカードは、年会費も発行手数料も無料です。
最短5分で即日発行できるので、通常のクレジットカードのようにカードが手元に届くまで待つ必要はありません。
VISAマークのあるVisa加盟店のオンラインショップで利用ができるのが特徴です。
違い | バーチャル カード |
リアル カード |
---|---|---|
発行までの時間 | 最短5分 | 1週間~10日程度 |
発行手数料 | 無料 | 無料 |
年会費 | 無料 | 無料 |
利用店舗 | VISA加盟店のECサイト | VISA加盟店のECサイト VISA加盟店の実店舗 |
即日発行できるペイディのバーチャルカードですが、実店舗での利用はできないのでVISA加盟店のオンラインショップでのみ利用したい人向けです。
プラスチック製のクレジットカードを持つ必要がなく、スマホ1つでペイディのクレジットカードを所有することができます。
リアルカード
ペイディのリアルクレジットカードは、通常のクレジットカードのようにプラスチック製のクレジットカードのことを指します。
ペイディのバーチャルカードと違って実店舗でも利用できるので、初めてのクレジットカードとしてもペイディのクレジットカードはおすすめです。
他社のクレジットカードは基本的には3回払いから分割手数料が発生します。
その点、ペイディのリアルカードは専用アプリを使うことで分割手数料無料で3回などの分割あと払いができるのが特徴です。
口座振替・銀行振込の場合のみ分割手数料が無料になるので、コンビニ払いを設定している人は支払い方法を変更しておきましょう。
ペイディのクレジットカードの発行方法・登録の仕方
ペイディのクレジットカードは、ペイディのアプリをダウンロードするだけでは使用できません。
これから紹介するように、本人確認やペイディクレジットカードの発行方法の手順に沿って、手続きを進めていきましょう。
バーチャルカードの発行・登録方法
ペイディのバーチャルカードの発行方法は、本人確認を行ってからバーチャルカードの発行手続きを行う必要があります。
▼ペイディの本人確認
- ペイディアプリをダウンロード
- アカウント>本人確認を選択
- 本人確認書類と顔写真を撮影
- 必要事項を記入
本人確認書類は「運転免許証」または「マイナンバーカード」なので、どちらかを用意しておくとスムーズです。
本人確認の手続き完了後、数分以内にメールかアプリのプッシュ通知で審査結果が送られてきます。
この時、深夜25時以降(日曜のみ22時以降)の申し込みは、結果が翌朝8時以降になるので急いでいる人や深夜にしか申請ができない人は注意してください。
また、アプリだけでなく本人確認はウェブサイトからも申請ができるので、同じ手順で本人確認の申し込みを行いましょう。
本人確認の申請に無事通過したら、ペイディのバーチャルカードは自動発行されます。
本人確認をしていない・本人確認の審査に落ちた時は、ペイディカードがグレー色で表記され、カード番号などが表記されていない場合は使用できません。
iPhoneなどのウォレットには、ペイディのバーチャルカードは非対応なので特別な設定は不要です。
VISAマークのあるネットショップで使用する際には、ペイディカードの画面に表示されている「カード番号」「有効期限」「セキュリティーコード」を支払い方法に登録して、購入時にペイディカードを選択すれば買い物ができます。
リアルカードの発行方法
ペイディのバーチャルカードは本人確認の審査に通れば自動発行されますが、リアルカードに関しては自分で申請する必要があります。
▼ペイディのリアルカード発行方法
- ペイディアプリを開く
- カード選択、ペイディカード画面に進む
- リアルカード発行をタップ
- 必要事項を記入する
- 1週間~10日ほどで自宅にカードが届く
- カードの有効化を行う
ペイディのリアルクレジットカードは有効化を行わないと使用できません。
ペイディクレジットカードの有効化の手順は、【ペイディがコンビニで支払いができない】で詳しく解説しているので、参考にしてみて下さい。
ペイディのクレジットカードは審査がある
通常のクレジットカードは収入や借り入れなどの情報を基に審査がされますが、ペイディは基本的に携帯電話番号とメールアドレスだけであと払いの使用ができるのが特徴。
ペイディのクレジットカードは本人確認の審査に通れば発行ができ、審査は独自のAIシステムも導入、審査の基準は公開されていないです。
ブラックリストの人や無職・専業主婦・学生でも通ることがあり、一方で支払い遅延などをしたことがない会社員でも審査に通らないことがあります。
ペイディのクレジットカードを発行するためには、本人確認を行い「ペイディプラス」の審査に通る必要があります。
また、一度申請に落ちると再審査ができないため、新たな携帯電話番号とメールアドレスを使って新しくアカウントを作る必要があります。
ペイディのクレジットカードで審査に落ちた人は多い?
ペイディの審査は「比較的あまい」という声もありますが、ペイディのクレジットカードのために本人確認の審査に落ちた人は多く見られます。
ペイディ後払いは使えるのに、分割払いやクレジットカードは審査落ちました。ちなみに、今までクレカや後払い系の延滞はしたことありません。最近、免許証で本人確認しました。AT限定解除をしたので、裏に、AT限定解除と記載がありますが関係ないですよね?審査落ちる意味がわからず不安です。引用元:Yahoo!知恵袋-ペイディ本人確認後、審査に落ちた…
審査基準や審査内容を公表していないため、直接ペイディに確認をしてもなぜ審査に落ちたのかの理由は分からないです。
翌月あと払いは都度審査があって審査に通るとは書いてありません ペイディプラス会員になると分割払いが出来るので申込の際には必ずCICに照会されます 引用元:Yahoo!知恵袋-ペイディ本人確認での審査に…
延滞などしたことないので、(かなり気をつけているため)、カードの持ちすぎが原因かもしれません。ついついキャンペーンなどで、作りすぎていると思います。引用元:Yahoo!知恵袋-ペイディ本人確認後、審査に落ち…
一方で、CICに照合されている可能性や不要なクレジットカードの保有が多いと、審査に落ちる可能性を指摘している声も見られました。
ペイディの本人確認の審査は1度しか受けられないので、他の後払いアプリやクレカなど遅延や延滞をしている場合はすぐに支払いをするのが良いです。
また、これを機に使用していないクレジットカードを解約するなど、自身のお財布事情を見直してからペイディの本人確認審査を受けるのがおすすめです。
ペイディのクレジットカードは分割もできる?
前項でも述べたように、ペイディのクレジットカードは分割払いが可能です。
通常のクレジットカードと異なり、分割回数は「3回・6回・12回」と定められているので、それ以外の分割払いはできません。
注意点として、ペイディのリアルクレジットカードを店舗で使用する際には分割払いを選択せず、一括払いで購入した後にペイディアプリから分割払いに変更する必要があります。
ペイディがコンビニで買い物できるクレジットカードは?
ペイディのクレジットカードでコンビニで買い物ができるのは、ペイディリアルカードのみです。
キャッシュレスが主流になっているので財布を持ち歩かない人も多いかもしれませんが、コンビニではバーチャルカードによるクレジットカードでの支払いはできません。
そのため、ペイディで本人確認をしてペイディのバーチャルカードを発行していても、コンビニでは使用できないので注意してください。
リアルカードは持ちたくないけれど、ペイディのバーチャルカードを使ってどうしてもコンビニで支払いをしたい時には、PayPayなど他のQRコード決済と連携することで支払いが可能になる場合があります。
詳しくは「PaidyはPayPay連携で支払いOK」で解説しているので、参考にしてみて下さい。
ペイディがコンビニで支払いができない|使えない原因
ペイディのリアルカードを実店舗で利用する場合には、リアルカードの有効化が必要です。
ペイディのリアルカードが手元に届いたままの状態では使用できず、以下の方法で有効化してからでないと、コンビニだけでなく実店舗で使えない原因の1つになります。
▼ペイディのリアルカードの有効化手順
- ペイディのアプリをインストール
- カード台紙にあるQRコードを確認
- スマホのカメラで読み込む
ペイディアプリをインストールしているスマホでQRコードを読み取るだけですが、この作業を行って有効化しないと使用できません。
一部の機種やQRコード読み取りアプリではカメラで読み取ることができないので、QRコードの読み取りができない時はカード台紙に記載の「6桁の認証コード」をペイディアプリに入力することで有効化できます。
有効化する前にカード台紙を捨ててしまったり無くした場合は、リアルカードの再申し込みが必要です。
問い合わせフォームから、「ペイディカードの再発行手続きを希望」と「カード番号が変更になることを了承済み」と記載しておくと手続きがスムーズです。
再申し込みをするとバーチャルカードの番号も変更になるので注意しましょう。
また、ペイディカードを一時停止している場合は利用できないので、一時停止を解除してください。
有効化や一時停止を解除しても利用できない場合は、利用日時・金額・店舗とともにカスタマーサポートに問い合わせてみると、使えない原因が分かるので確認してみましょう。
Paidyのコンビニ払いはクレジットカードが使える?
Paidy(ペイディ)の支払い方法は以下の4パターン。
- コンビニ払い
- 銀行振込
- 口座振替
- すぐ払い
気になるのは、コンビニ払いの場合に「クレジットカードが使用できるか」どうかですね。
コンビニでの支払い方法はペイディからのメールで詳細が記載されていますが、コンビニ払いの支払い方法は「現金」となっています。
そのため、コンビニにペイディの支払いで来店する際には必ず現金が必要になると言うことです。
ペイディのコンビニ払いは電子マネーやクレジットカードでの支払いはできず、現金一択になります。
PaidyはPayPay連携で支払いOK!コンビニでも使える?
Paidy(ペイディ)自体は、前項でも述べたようにペイディのリアルクレジットカードがないとコンビニで支払いとして利用することはできません。
ですが、PayPayと連携することでコンビニでスマホ決済ができるようになります。
PayPayは利用者が非常に多いQRコードキャッシュレス決済の1つで、大手コンビニのファミリーマート・ローソン・セブンイレブン・ミニストップを始め、多くのコンビニエンスストアが導入しているので利用しやすいのがメリットです。
ペイディをペイペイで支払いするには紐付けが必要
PayPayは銀行口座やキャリア決済からPayPay残高に直接チャージするだけでなく、PayPayカードやその他のクレジットカードを登録することで支払いをすることも可能です。
そのため、ペイディのバーチャルカードをPayPay(ペイペイ)の支払いに設定することで、間接的にペイディをコンビニで使用することができます。
ペイディのクレジットカードをPayPayの支払いに設定するためには、以下の方法で紐付けをしておく必要があります。
▼PaidyをPayPayに設定する手順
- PayPayアプリをダウンロード
- ペイディアプリで本人確認をする
- カード>外部サービスへの登録を選択
- PayPayを選択し、案内に沿って登録
PayPayの支払い方法に、ペイディカード画面表示にある「16桁の番号」が登録されていれば設定完了です。
この方法であればコンビニでPayPayを使った際の支払いをペイディのクレジットカードに設定することができます。
PayPayで支払いができない原因とは
PayPayにペイディのクレジットカードを登録したのに支払いができない場合があります。
これは、ペイディは都度審査があるので購入の度に審査を受けることになります。
そのため、ペイディで承認が通らなければ使うことができません。
毎回、購入のたびに審査があるので「先日はできたのになぜか支払いができない」と悩む原因の1つです。
本人確認の審査でも述べた通り、ペイディの審査は独自基準で判断され、基準は公開されていません。
少額であれば利用できるなどの噂がありますが、ペイディでの利用額の問題の可能性も否定できません。
分割払いの支払い金額がどれくらい残っているのか、次の支払いがいくらになるかも確認しながら延滞や遅延が起こらないようにペイディ側で判断されている場合もあります。
ペイディのクレジットカードをPayPayに設定した場合も、計画的に利用し無理のない範囲で予算設定機能などを利用しましょう。
また、PayPayの設定で使用できるクレジットカードは、2025年1月から「PayPayカードに限定」されると発表されています。
2025年1月以降はペイディのクレジットカードを登録していてもPayPayカード以外は使用できないのでご注意下さい。(参考:PayPay-クレジットカードを登録する)
Paidyの支払い方法でクレジットカード払いはできない?
残念ながらPaidy(ペイディ)の支払い方法で、クレジットカードを使用することはできません。
そのため、支払い方法は「コンビニ払い」「口座振替」「銀行振込」がメインになります。
クレジットカードを持てない人が手軽にあと払いができ、本人確認審査にさえ通過すれば分割払いも行えるようになるので、学生や新社会人などにも大きなメリットがあるペイディ。
本人確認を行うことで無料でアップグレードできるペイディプラスは、クレジットカードは失くす心配があって持ちたくない人でもバーチャルカードを最短5分の即日発行でき、実店舗でも利用できるようにリアルカードもいつでも発行できます。
70万店舗以上とペイディが利用できるオンライン店舗も多く、VISAの加盟店で利用できるので多くの実店舗でも利用ができるペイディのクレジットカードで買い物のワクワク感を取り戻してみてはいかがですか。
▼参考にしたページ
(参考:PayPay-クレジットカードを登録する)